おすすめのアフターピルは?

男性ができる避妊方法はシンプルですが、女性の避妊方法は複雑です。妊娠によるリスクを負うのは主に女性なので、辛い思いをしないためにもしっかり避妊法を覚えておきましょう。たとえセックスの時にコンドームが外れてしまったとしても、生でセックスをしてしまったとしても、アフターピルを飲めば高い確率であとから避妊ができます

そんな万が一に備えて、アフターピルを購入して常備しておきましょう。備えあれば憂いなしということで、この記事では通販で購入できるおすすめのアフターピルを紹介しています。正しい服用法も併せて紹介しているので、購入する前に一度目を通すことをおすすめします。

アフターピルとは

モーニングアフターピルとは緊急避妊薬のことです。アフターピルと略されることが多く、女性が望まない妊娠を防ぐために服用する薬です。例えば、コンドームがセックスの最中に外れてしまったり、安全日を間違えて生でしてしまったりした時に使います。アフターピルを飲むことで受精卵の着床を防ぐことができるため、妊娠確率が大幅に下がります。

ただし、アフターピルはセックスのあとすぐに服用することが大切です。時間が経てば経つほど妊娠確率は上がり、アフターピルの効果が薄くなってしまいます。アフターピルは低用量ピルとは違い、中・高用量ピルに分類されます。含まれるエストロゲン(卵胞ホルモン)量が低用量ピルに比べて多いため、副作用が出る可能性があります。この記事では、効果を最大限に発揮する飲み方と、副作用が出にくいおすすめのアフターピルを紹介しています。

アフターーピルの服用方法は2つある

アフターピルの服用方法には2種類あります。まずはヤッペ法と呼ばれる方法を紹介します。ヤッペ法はプラバノール錠という中用量ピルを使った緊急避妊方法です。まずは性交後72時間以内に中用量ピルを2錠服用し、12時間経ったら再び同じ薬を2錠服用します。メリットは薬の金額が安いことで、デメリットは飲み忘れによる効果の消失と副作用の強さです。プラバノール錠は5,000円程度で購入できます。後述する薬より安く購入できるため、手軽に服用できるのですが飲み方が複雑です。2錠を合計2回服用しなければならないため、飲み忘れの可能性があります。2度目の服用を忘れてしまうと効果が無く、妊娠確率が上がってしまいます。また吐き気やおう吐などの副作用も強く、あまりおすすめできる方法ではありません。

次がLNG法と呼ばれる緊急避妊法です。レボノルゲストレルという成分が含まれた中用量ピルを使った緊急避妊法で、服用が1度で済むことと副作用が少ないことから、今一番主流になっているおすすめの方法です。飲み方は、性交後72時間以内に避妊薬を1度飲むだけです。服用する時間は早ければ早いほど効果が高まり、12時間以内に緊急避妊薬を飲めば約99%以上の確率で妊娠を阻止できます。

おすすめのアフターピル

12時間以内にアフターピルを服用するためには、病院で処方してもらうには時間が足りません。あらかじめ通販などでアフターピルを購入しておき、避妊に失敗したと思ったらすぐに服用できるようにしておきましょう。通販でも購入できるおすすめのアフターピルを2つ紹介します。

マドンナ

マドンナは、病院で処方されるアフターピルの主流である「ノルレボ」のジェネリック医薬品です。1錠に対してレボノルゲストレルが0.75mg含まれており、2錠で服用します。2錠が1シートになっているため、まず性交渉の後72時間以内に1錠を飲みます。その後12時間経過した時に再びもう1錠飲みます。ヤッペ法と同じ服用方法ですが、マドンナは中用量ピルではなくちゃんとした緊急避妊薬です。

なぜヤッペ法と同じく2回に分けて服用するのかというと、副作用を出にくくするためです。アフターピルは吐き出してしまったら効果がありません。吐き気などの副作用が出にくくすることで、なるべく吐き出さないように2度に服用を分けているのです。

成分はノルレボと同じため、飲み忘れが心配なようだったら1度で2錠飲んでしまっても構いません。病院によっては2錠を1度で服用するように処方するところもあります。過去にLNG法でおう吐をしてしまった経験がある人は、万全を期すためにも2度に分けて服用しましょう。飲み忘れてしまう心配がある人は1度で2錠服用しても良いでしょう。

アイピル

アイピルも、緊急避妊薬であるノルレボのジェネリック医薬品です。1錠にレボノルゲストレルが1.5mg含まれており、1錠ワンシートです。アイピルは性交渉後72時間以内に1錠を飲むだけです。アイピルも避妊失敗後に早く飲めば飲むほど高い効果を発揮します。

1度飲むだけで良いので、飲み忘れが心配な人におすすめのアフターピルです。しかし、1度で多量の女性ホルモンを摂取するために副作用が出ることがあるので注意しましょう。主な副作用は、吐き気、おう吐、頭痛、悪気、下腹部が痛むなどの症状です。アイピルも服用後2〜3時間以内に吐き出してしまっては効果がなくなってしまうので注意しましょう。

ヤッペ法や2度に分けて飲むマドンナでは、12時間後が夜中や抜け出せない用事があるとどうしても飲み忘れが発生してしまいます。アイピルは1度飲むだけでいいので、飲む忘れの心配がないのでおすすめです。

アイピルやマドンナの費用はいくらかかるの?

アフターピルは病院で処方してもらうと1〜2万円程度の費用がかかります。保険適用外なので保険証が無くても大丈夫です。病院だと医師の診断を必要とするため非常に高くなってしまうのがデメリットです。

しかし、アフターピルは通販で購入することもできます。通販だと1回分2,000円程度で購入することができるので、値段的に安いのがメリットです。まとめて購入すれば更に安くなることもあり、常備用に複数購入するのがおすすめです。女性だけではなく、男性もいざというときにすぐにパートナーに渡せるように持っておくことをおすすめします。

服用後に出血したら成功!

アイピルを服用すると、3〜5日程度で生理のような出血があります。「消退出血」といい、子宮内膜が剥がれることによって起こる出血です。子宮内膜が剥がれるということは、受精卵が着床することはなく避妊に成功したと言えます。

しかし、まれに受精卵が着床したことによる「着床出血」である可能性もあるので注意しましょう。着床出血は人によって起きたり起きなかったりするのですが、どちらの出血であるのかを明確に判断することはできません。着床出血の場合は10〜2週間程度で出血をします。それより前に出血したら消退出血と考えていいでしょう。また、消退出血の場合はおりものが茶色であることも覚えておきましょう。

どちらにしても、出血をしたら避妊に成功したか着床したかなので、3週間経過したあとに市販の妊娠検査薬で避妊に成功したかどうかをチェックしましょう。

服用後に出血しなかったら?

もし、アフターピルを飲んで3週間出血しなかった場合は妊娠している可能性があります。まずは、市販の妊娠検査薬を使って妊娠しているかどうかを調べましょう。心配であれば病院で相談をしてみるのも良いでしょう。アフターピルは服用したら、3週間経過後に妊娠検査薬で検査をするのがおすすめです。その時点で陰性なら避妊に成功していますし、陽性なら避妊に失敗しています。

まとめ

アフターピルは望まない妊娠を防ぐための最終手段です。コンドームを使っても避妊率は8割程度です。つまり、約2割は避妊に失敗していると言えます。そんな時に役に立つのがアフターピルです。すぐに飲めば9割以上の確率で避妊に成功します。病院へ行く時間が取れなかったりすると妊娠確率はどんどんあがっていきますので、事前に通販でアフターピルを買っておくことをおすすめします。アフターピルを常備していれば万が一の時にも慌てず対応できるので安心です。

しかし、アフターピルはあくまで緊急避妊薬です。アフターピルがあれば避妊をしないでセックスをしてもいいわけではありません。常用できる低用量ピルと違い、アフターピルは含まれる女性ホルモンの量が多量です。当然副作用が出ることになるので、分けて服用できるマドンナなどを使ってなるべく辛い思いをしないように工夫をしましょう。